あとがき
瑞風、完結しました!長らくお付き合い頂いた皆様、メッセージや感想をくださった皆様、ありがとうございました。おかげさまで無事に終われて良かったです。
自分が好きな要素と好きなシチュエーションばかりを詰め込んだ話だったので、ベタだな〜!と自分でも思いながら書いてました。ベタ小説書くのめちゃくちゃ楽しかったです。何番煎じ?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、私はまだ煎じてなかったので何卒ご容赦ください。
全12話で11話までの展開は書き始めた当初から決めていたんですが終わりをどうしようかずっと悩んでいて、具体的にはこの二人を結婚させてよいものかを悩んでいたんですが、今よりも選択肢が少なかった(恋愛せずとも皆お見合いとかで結婚していた)大正時代が舞台ということと、最終巻で判明した子孫がいるってことを踏まえて結婚させることにしました。あえて何も具体的なことは言わずに「こっちはもう手放す気はない」っていうのを匂わせる程度でも良かったかなとも思ったんですが、ここは直球勝負の方がいいでしょう!ということで最終話はああいったお話になりました。如何だったでしょうか。少しでも楽しんでお読み頂けたのなら幸いです。
風柱がいつからそういう考えになったのかとか、本編後の二人の話とか、本編に入れるまでもないかなと思った小噺とか、また書く機会があればいいなと思ってはおりますが「瑞風」は一先ずこちらで完結となります。最後までお付き合い頂きまして本当にありがとうございました。
風柱のこれからに幸多きことを願って
2021.02.25 遠近